帯び処
                                              


作品名  ペルシャ華文

何千年の昔から、いろいろな国で美しい洗

織品
ができ、それがいろいろな形で今日に

までその
技術を伝えている。例えばコプト

は現在の綴織
がそれを受け継いでいるしイ

ンド更紗の流れは
、琉球紅型や日本の型染

となって今なお美しい
花を咲かせている。

しかしペルシャの染織の
ように興亡の世の

移り変わりに堪え、今なお
そのまま同じと

ころで美しく残っている染織
というものは

世界のどこの国にもその例を見な
いのでは

ないだろうか。 

ここで取り上げた
カシミヤ織は建築物の装

飾品として織られた
ものである。独特の模

様とデザインは素晴ら
しいものである。

本袋帯
伝統工芸品
本袋帯