帯び処
                                              


作品名  上杉宝衣文

上杉謙信は1530年、越後守護代長尾為景

の末子に生まれた(幼年虎千代)出家してい

虎千代は当時争乱に手を焼いていた兄晴

景に
還俗させられ、華々しく初陣を飾り、

後に
家督を嗣ぎ、ここに戦国大名長尾景虎

が誕生
する。

その後信濃を信玄に追われた村上や
北条に

関東を追われた関東管領上杉憲政
(後に上

杉の姓と関東管領職を譲られ上杉
政虎と名

乗り、その後室町将軍足利義輝から
輝の字

をもらい輝虎と名乗った謙信は法名で
ある)

に頼まれ義のために戦うことになる。

謙信の最大の魅力は潔いフェアプレイの精神

性である。その上杉謙信公をまつる米沢の

上杉神社に
伝わる謙信公所用の芙蓉唐草文

袴紋所である
笹に雀小袖、金襴縫い合わせ

胴服より構成
した。

本袋帯
伝統工芸品
本袋帯